Q&A  簡単にお金を稼げるミディアムになりたいです

<回答>

 自由主義経済の下、私たち日本人には職業選択の自由がありますし、値付けの自由もあります。

 ですからミディアム(霊媒)を職業として選択するのは個人の自由です。

 霊媒という言葉を使わずとも、シャーマン、イタコ、ユタ、チャネラーなどは実質的に霊媒を意味していますし、神道では元来巫女が霊媒の役割を担ってきた等、古代から現代まで日本では沢山の霊媒が存在し、それぞれのフィールドでそれぞれの役割を担ってきたことと考えます。

 質問された方はあえてミディアムという言葉を使っていらっしゃいますので、英国スピリチュアリズムにおいての霊媒の位置づけを前提に質問されていると解釈してお答えします。

 英国スピリチュアリズムで求められているミディアムの役割は、霊界の住人とこの世の住人の媒介となることによって、霊的にまだ覚醒していない方には死後世界の実在を啓発することであり、また、すでに霊的に覚醒された方に対してはその方の霊的な側面での成長を援助することにあります。

 また一方で、人類の救済を目的に始まったスピリチュアリズムは、霊界側から地上世界への一方的な働きかけですから、霊界側に主導権がありますし、ミディアムはその道具に過ぎません。

 さて、何事につけて、道具は使い勝手が良くなくてはなりませんね。

 ですから道具としてのミディアムに求められる資質は、謙虚さ、素直さ、奉仕精神、そして人生の経験値と知識量です。

 そしてミディアムは霊界のことを扱うのですから、当然、霊界やその法則に対する正しい認識も求められます。

 ここでいう人生の経験値とは、現在の人生の経験も指しますし、さらには前世までをも含めた経験値をも指します「本物のミディアムは作られるものではない、生まれてくるものだ」

と言われる所以です。

 あなたが楽してお金を稼ぎたいという動機で霊媒になりたいのであれば、スピリチュアリズムが求めるミディアムにはなれないことでしょう。

スピリチュアリズムにおける使い勝手の良い道具になるためには、この世にしっかり向き合いながら果敢に人生を生き抜き、様々なことを体験し、色々なことを勉強し続ける必要があります。

 その中で人生の経験値を上げ、同時に人柄を養う必要があるのです。

 ところで、現在は様々な団体がその団体オリジナルで霊媒の認定証を授与しているようですが、霊界から見たらまったく可笑しな事象として映ることでしょう。

 あなたが使い勝手の良い道具かどうかは生身の人間ではなく霊界側が判断することですし、もしあなたがそうであるならば、霊界側が放っておかないことでしょう。

 ミディアムへの道は本人の預かり知らぬところで、自然と開かれていくものなのです。

 他の霊媒のことは詳しく知りませんが、少なくともスピリチュアリズムが求める霊媒になるためには相応の時間と努力、人生経験が必要と言えるでしょう。

 最後になりましたが、料金に関しては「奉仕精神」が感じられるか否か、そこがポイントだと考えます。奉仕精神の無くなったミディアムは、霊界が求める道具ではなくなるのですから、末路は推して知るべしでしょう。

(こちらの記事は他ブログに寄稿したものを再掲したものです)

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